本研修のテーマ。グリット(Grit)とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
グリットの意味は、「やり抜く力」ということ。
グリットは、業種・職種を問わず、きっちりと目標管理を行い常に目標達成しているビジネスマンに共通する力です。
議論を積み重ねて経営改革目標を設定したら、あとはやり抜くのみ。
ましてや、昨今のスピード化時代。忙しかったからできなかった、難しかったからできなかった等の言い訳している余裕は、どの企業もないはず。
但し、この事は言うや易し、するが難し。悩ましい問題です。
GDP研修 (やり抜く力開発研修)は、社員・リーダー職の
「セルフモチベーション力」と「自制心管理力」を向上させる2つのプログラムを提供することで
グリット=やり抜く力を高め、目標達成や経営改革のスピードアップをご支援します。
目標管理がうまくいかない原因は、グリット(やり抜く力)にあり。
めまぐるしく変わる環境に適応する為に、日々、様々な問題が発生してきます。
・競争力を強化した他社と差別化する為にどうすべきか?
・新規顧客をどう開拓するか?
・新商品をどう販売していくか?
・コストダウンをどう図っていくか?
・業務効率化の為の新システムをどう導入していくか?
・顧客ニーズにあった新商品をどう開発していくか?
・等々
御社においてもそれら問題に対応する為に、様々な目標設定がなされているかと思います。
しかし、目標実現に向けてどんなに素晴らしい計画を作っても、それをやり抜くことなしには利益に繋がりません。それどころか
中途半端での目標挫折は、利益どころか費用だけが発生させてしまい、企業に多くの金と時間の損失を与えることになってしまいます。
会社での決定目標、あなたが指示した目標、計画。どれだけやり抜けていますか?
素晴らしいアイデア(計画)だったのに、社員の行動が中途半端でアイデア倒れに終わったものとしてどんなことがあったでしょうか?
目標管理力不足による損失は、どれくらいの金額になるでしょうか?
GDP研修は、目標管理に必要な
「グリット=やり抜く力…その計画遂行を、様々な障害に負けずに達成までやり抜く力」をレベルアップしていくことで、目標倒れで生まれる損失を小さくしていきます。
GDP研修で用意している 「グリット(やり抜く力)の公式」とは?
「GDP(Grit Development Program= やり抜く力開発プログラム) 研修」では、
「Grit(グリット)=やり抜く力」を構成する2つの力を開発するプログラムを用意。
1つは「望む力(セルフモチベーション力)」です。目標に対するやる気の高さが、やり遂げる為のスタートです。
2つめは「自制心管理力」です。やる気があっても、実際にやり始めると、目標到達の過程では様々な試練(頑張り阻害要因)が発生します。それに負けずにやり抜く為には、自制心を上手に使っていく必要がでてきます。
公式にしてみると以下のようになります。
Grit やり抜く力=望む力(セルフモチベーション力)×自制心管理力
参考資料 Grit (グリット=やり抜く力)構造図
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そこで
GDP研修では、グリット(やり抜く力)を高める為に2つのプログラムを用意しました。
A 望む力(セルフモチベーション力)開発プログラム
B 自制心管理 開発プログラム


A 望む力(セルフモチベーション力)開発プログラム 〜やる気を継続させるには?〜
社員達の目標に対してのやる気。御社ではどう評価されていますか?
目標達成には、やり抜くまで「どんなことがあっても絶対に達成してやるぞ!」という強烈な情熱・エネルギーを継続させることが不可欠。
「達成できればいいなぁ」程度の目標へのモチベーションでは、目標より他のことを優先してしまい、出てくる言葉も「忙しかったから出来なかった。」「その目標より重要な仕事が発生した」等の言い訳ばかり。真の反省さえないので、また同じことを繰り返してしまいます。
では、どうすれば社員に「絶対にやってやるぞ!」との強いやる気を継続させることができるようになるのでしょうか?
やり抜く為に身につけるべき、2つのモチベーションアップ法
目標実現に向けて必要な行動をやり抜くには、目標に対して熱い情熱を維持・向上し続けるかは不可欠です。
やる気になっていない事をやり抜くなど到底できないからです。
モチベーションといっても、脳内ホルモンで言うと
「ノルアドレナリン(やらなければいけない)」と「ドーパミン(やりたい)」の2種類があります。2つのモチベーションアップの方法は、全く別物。
にも関わらず、
モチベーションが続かない人達の多くは、一言「やる気」で片付けています。
この2つを混乱して使ってしまえば、目標に対してやる気を継続させることは難しくなるのに…
車のギアを使い分けるように、
目標達成に向け「2つのやる気」を使い分けることのできる人材を育てる
2つのやる気の使い分けは、
車の運転でギアを使い分けるイメージで考えると分かりやすい。
車を運転する際、発車する時、
厳しい昇坂にさしかかった時は力強い低速ギアで。
順調に走り始めたら高速ギアでと使い分けて運転します。
いつも低速ギアだとエンジンがすぐにダメになり、逆にいつも高速ギアだと厳しい環境では走れなくなるからです。また、ギアの切替を上手に行うことができなければエンストを起こしてしまいます。
モチベーションアップ法も運転と同じ。
気が乗らない目標に取組始める時、目標が挫折しそうな時は「やらなければ」の気持ちを刺激する必要がある。
一方、軌道に乗り始めた時、マンネリ化した時は「やりたい」の気持ちを刺激していったほうがいい。
「やらなければ」だけだとメンタルの消耗が激しくが、目標到達途中で息切れしまう。
「やりたい」だけだと困難に直面するとすぐにパワー不足に陥る。
また「やらなければ」と「やりたい」は全く別の感情。同時に引き起こそうとすると、全くやる気が出ないことになってしまいます。
望む力(セルフモチベーション力)開発プログラムでは、
2つの全く異なる「モチベーションアップ法」を学んで頂きます。
自分の置かれている状況にあわせて、
「やりたい」と「やらなければ」を生み出す為のスキルを身につけて頂くことで、
達成するまで、目標管理の為に高いやる気を継続できる人材を育てていきます。
尚、やる気関連のプログラムはGDP研修だけでなく
*組織のやる気改革・やる気決算書
*リーダー向け「部下のやる気を引き出す力向上」
*仕事を楽しむ力の向上
等々も弊社ではご用意しています。
B 自制心管理力 開発プログラム 〜自制心が弱い人でもやり抜くには?〜
やる気さえあれば、何事もやり抜ける!! そんな単純な話なのか?
「目標に対してやる気さえあれば、やり抜くことができる」と主張する人も多いのですが、弊社ではそうは考えていません。
『「やるぞ!」と決意し行動しはじめても、誘惑等に負けやすく、すぐに途中で挫折する人が大勢いる』という現実に向き合う必要があると考えています。
代表的な例をご紹介しましょう。
モチベーションは高いのに、なぜダイエットで失敗する人が多いのか?
ダイエット本を何冊も買ったり、様々なダイエット食品を試したり、数十万かけてジムにお世話になる人もいるほど、「痩せる」という目標に対してやる気満々の人達が世の中に沢山います。(彼らはダイエット成功の為の沢山の知識まで持っています。)
それだけのお金や労力を使うほど
「痩せたい!」「5キロ痩せるぞ!」と本気で目標達成を強く望み、やり方まで分かっていても目標体重までに到達することなく挫折したり、リバウンドする人が多いのはナゼでしょう?
原因は、自制心です。
「痩せるぞ!」と目標管理しはじめると、多くの人は最初の何日間かは無事にやり抜くことができます。
ただ、2,3ヶ月間くらい頑張っていると、お腹がめちゃめちゃ減る時があったり、友人からバイキングを誘われたり、ストレス解消したくてドカ食いしたくなったり等々の誘惑や欲望等の「頑張り阻害要因」が発生する。
その際
「痩せるぞ!」という目標へのモチベーションを維持できるか?は「自制心」にかかってきます。
(
自制心とは、頑張り阻害要因から、あなたの決意を守ってくれるエネルギーと考えると分かりやすいでしょう。)
御社の「やり抜けない原因」はどっち。やる気?OR 自制心?
目標管理力のない部下を見ると、単純に「やる気がないからだ!」と、原因をやる気のなさに求めるリーダーが多い。
しかし先のダイエットで失敗する人が多い現実などみると、モチベーションよりも「自制心不足がやり抜けない真の原因」になっている人が多いのかもしれません。
当然、
低いモチベーションの社員に対してのアプローチと、自制心の低い社員へのアプローチは対応策が全く異なります。
(モチベーションは高いのに自制心不足でやり抜けない社員に、「お前はやる気がないんだ。もっとやる気を出せ!」などとアプローチすると、逆効果になりモチベーションさえ低くなってしまいます。)
御社の場合、モチベーションOR自制心のどちらに問題があるのでしょうか?
自制心管理力開発プログラムでは、
「自制心」が不足している人材に、小さな自制心でもやり抜く為の方法、カバーする為の方法を身につけて頂くことで、
やり抜く人材に変えていきます。
では、自制心を育てるにはどのようにすればいいのでしょうか?
ご存じですか?
最新の研究結果で分かってきた「自制心の仕組み」
アメリカのバウマイスター博士等、自制心の研究はいろいろと行われています。
それらを弊社なりにまとめたものをご紹介すると以下のようになります。
1. 自制心は筋肉と同じようなもの。
筋肉量が人によって異なるように、一日で使える自制心の搭載容量も人によって異なる(自制心の搭載容量は個性である)
2 .
気が乗らない行動をやる度、怒り等のネガティブ感情を抑える度に自制心は減少していく。
3.
自制心は限りある資源。
筋肉は目一杯使うと、疲れ果てて動けなくなる。
同じように自制心も、やる気高く決意していても、
一日の中で搭載量が0になるまで使い果たしてしまうと、誘惑や欲望等の頑張り阻害要因に決意はすぐ負けるようになる。
自制心残量が0になった瞬間から、気が乗らない行動はやれなくなるのです。
4. 常に目標を達成し続けるような高い自制心の持ち主は、自制心の搭載容量が大きい。
そのため、
沢山の誘惑等に対抗したり、気が乗らない行動を沢山行って自制心を消耗しても、エネルギー切れを起こさない為にやり抜くことができる。
5. 逆にいつも三日坊主で終わるような低い自制心の持ち主は、容量が小さい。
少し誘惑があっただけで、或いは気が乗らない仕事を複数するだけですぐにエネルギーが0になってしまい、誘惑等に負けやり抜く事ができなくなってしまう。
目標管理力の高い人達は、大きな自制心エネルギーを搭載している人達が多く、強いモチベーションで望んだ事は全てやり抜くことができます。
一方目標管理力の低い人達人達は、
小さな自制心しか搭載していない為、
高い自制心の持ち主と同じやり方では、やり抜く前に自制心切れをおこしてしまい、やる気はあるのだがつい挫折するといったことになるのです。(ダイエットに失敗する人の例を思い出して下さい)
「小さな自制心しか持たない人」でも、補う方法を学べばやり抜ける!
では、小さな自制心しか搭載していない人は、やり抜くことができないのか?と言えば違います。
小さな自制心しか持たないことを自覚し、それを補う工夫の方法を覚えていけばいいのです。
小さな自制心をカバーする為の方法は、
限られた電力を活用するために私達が日々行っている、
スマホのバッテリー管理を参考にしていけば分かりやすい。
バッテリーの電力を残量0にならないようにして一日スマホを使うする為に、私達は以下のようなバッテリー管理を行っています。
- アプリの使い方を工夫することで、電力消費量を減らす
- こまめに電源を切ることで、電力浪費を防ぐ
- 充電する
- 外付けバッテリー購入し、増設する
同じように自制心が0にならないように、以下のような自制心管理法を身につけていけば、小さな自制心の人でもやり抜くことが可能になります。
- 自制心に頼らず、他のパワーを代用していく事で、自制心の消費量を減らす
- ネガティブ感情(怒り等々)を抑える等に使っている、自制心の浪費を減らす
- 自制心を増やす休憩の取り方をマスターして、一日の中で自制心を充電する
- 自制心の筋トレを行うことで、脳の可塑性を活かし自制心容量を大きくしていく
GDP研修 自制心管理力開発プログラムでは、上記4つの方法を学び身につけて頂く事で、、
現在、小さな自制心しか搭載していない人でも、やり抜く事ができる人材に育てていきます。
図・・・小さな自制心を補う為の自制心管理とは?
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研修概要
対象者
・目標達成までやり抜くことができない、目標管理力が低い若手社員・一般社員・リーダー
・決めたことをやり抜くことができずに結果を出すことができない部下をお持ちのリーダー
・やる気の維持ができない若手社員・一般社員・リーダー
目的
- 目標が達成するまで、様々な誘惑等に負けずにやり抜く自制心を育てる
- 目標に対して自らやる気を奮い立たせ、継続できるセフルモチベーション力を育てる
- やり抜く力に関するスキルが習慣化するまで、定着を図る
主な内容
- 目標管理を確実に行うには、やり抜く力が不可欠になる。
- やり抜く力とは、目標へ自らのやる気を喚起する力と自制心。
- 自制心の大切さを理解すると共に、自分の自制心を過度に頼ることの危険に気づいて頂く。
- 誘惑等に負けやすい小さな自制心しかなくとも、それをカバーする工夫を学んで頂く。
- 自制心が現在小さくても努力次第で大きくなること。その為のトレーニング方法を覚えて頂く。
- 自身の「やらなければいけない」「やりたい」気持ちを喚起し、 達成までその気持ちを継続・向上できる力を身につけて頂く。
- 学んだ自制心管理スキルの実行をフォローしていくことにより、定着化を図る
- 自制心管理スキルを活用することで直面した課題に対して、対処法・実践的応用法を学ぶ
時間及び研修形式
2時間セミナー、8時間×2回研修、8時間×2回+3時間×6回(フォロー研修)、
8時間×3回研修等々、お客様のご要望にあった研修を各種ご用意。
また研修で手法を学んで頂くだけでなく、研修したスキルの定着化を図る為のフォロー研修も行います。
研修形式は、講義だけでなく、セルフワーク、ペアワーク、グループワーク、グループディスカッション等を使いながら、自ら考え、議論しながら学んで頂く研修スタイルです。
カリキュラムと研修までのフロー
いきなり導入を決定しないで下さい。
カリキュラムは、御社の課題、研修可能時間等をメールもしくはお電話でヒアリングさせて頂きながら設計させて頂きます。
研修までのスケジュールは以下のフローで進めて参ります。

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まずは、お気軽に御相談メールを頂ければ、ご対応させて頂きます。御相談は無料です。
お気軽に御相談ください。


研修結果に満足頂けなかったら、全額返金いたします!
2016年1月〜2017年6月まで 期間限定。満足度保証!!
「確かに素晴らしいが、導入した結果、かえって研修の費用対効果が下がるのは困る。心配だから、実績を知りたい」とのご不安をお持ちの企業様もおられるかもしれません。
GDP研修を弊社では2015年度から実施している新しい研修であり、その不安を解消するだけの実績をご提供するのが乏しいのが正直なところです。
そこで安心してGDP研修を導入頂く為に、2016年〜2017年6月まで限定で、「満足度保証」を導入します。
ご提案時に、期待される研修成果をコミットメントとしてお客様と弊社の間で作成。
コミットメントを満たしていないとお申し出頂いた企業様には、
研修実施後3ヶ月以内であれば研修費を全額返金いたします。
(但し、交通費のみは別)
ご注意***例えば3時間セミナーと10日間研修では満足度保証の基準となるコミットメントは異なります。
お詫び…日程調整がつかずお断りするケースが増えています。
やり抜く力への関心が増えていること、更に満足度保証を導入した関係で安心して研修が開催できる為に、お申込頂いている企業が非常に増えています。
結果、新たに研修を行える日程が月によってはかなり詰まり、ご希望の研修日に開催できずお断りさせて頂くケースが増えてきました。
申し訳ございませんが、日程に関しては、お申込順の早い者勝ちで決めさせて頂いています。(企業規模や研修金額の大きさ等とは関係なく)
まずはお気軽にご相談ください。
まずはお気軽にご相談ください。もちろん、相談料は無料。
ご相談頂いた内容をもとに、研修カリキュラム、コミットメントの作成をご提案させて頂きます。

