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目標管理を成功させる為に組織に定着すべき3つのスキル NEWS&FAQ

目標管理の提唱者 ドラッカーは何を語ったか?

 目標管理は、マネジメントの祖、P・Fドラッカーによって提唱されました。
ドラッカーはそれを「MBO−S(Management by Objectives and Self−Control/マネジメント バイ オブジェクティブズ アンド セルフ・コントロール)」と表現しました。

  • 働く社員達一人一人が目標を自ら立て
  • 各人が目標達成に向けて、自らを律していく
  • 結果、組織目標を達成していく

これが基礎。キーは「自己管理による目標管理」という哲学。自律的な目標管理ということ。

残念ながら目標管理がうまくいっていない企業は、この哲学が忘れ去られ(もしくはご存じなく)、会社が立てた目標を一方的に与え、月次会議等で一方的に締め上げる「他者管理による目標管理」という哲学を導入している場合が多い。他律的な目標管理ということ。

他律的な目標管理は全く効果がないか?といえばそうではなく、それなりに効果はある。ノルマ的な目標を与え、その未達に対しての恐怖によって、「目標は絶対に達成せねば!」という感情を引き起こすからです。

只、他律的な目標管理で成果を出し続けるはかなり難しい。
他律的な目標管理を長く継続させると、最初は結果が出るが、長くやればやるほど「目標のことを考えるだけで気分が悪くなり、目標達成の為の手段を考えることを避ける現実逃避」する社員が増えてくるからです。
これでは目標達成など夢の又夢。
目標管理はやっているが、達成率の悪社員が多い会社などはこのパターンに陥っているケースが非常に多い。

目標管理をうまくやるには、ドラッカーの目標管理の哲学である「自己管理による目標管理」を実現すればいいということになるのだが、実際にやろうとすればいくつかネックがある。
それは目標管理に参加している社員の質である。

御社では、「自分達で目標を作って、自分達で管理し、達成しろ」といきなり社員に言うと、彼らはしっかりと目標管理をしてくれるでしょうか?ベースもなく、いきなりこれをやってしまえば

  • 低い目標しか作らない
  • 目標達成の為の障害に対して、適切な対策が立てられず挫折してしまう
  • 怠けゴコロが発生してしまい、目標が先延ばしになってしまう

等々が予測される会社も多いのではないでしょうか?

では、自己管理による目標管理を実現する為のベースとして、社員に身につけさせるべきものは何でしょうか?
弊社では3つの力が必要であると考えています。是非、御社もチェックして頂ければと思います。

  1. 問題形成&解決力
  2. 目標達成への情熱(やる気)
  3. 自制心管理力

1. 問題形成&解決力




自己管理による目標管理を行うには、会社の方針を理解し、その方針を実現する為に自分に求められる「解決すべき問題とは何か?」を考え、目標化する力が社員一人一人に求められます。
当然、その目標実現に向けて行動していけば、目標達成を阻む障害が現れます。それに対して解決策を考え実行していく力が必要になってきます。
具体的には

  • 問題発生のメカニズム
  • 原因分析の方法
  • 問題解決のステップ
  • 解決策のアイデアを生み出す発想法等々
  • 解決策の実施計画への展開法

等々を身につけて頂く必要があります。

ただこの問題形成&解決力は、個人になくても、チームで考える力を養っていけばよいものでもあります。

2. 目標達成への情熱(やる気)


目標達成への情熱と自制心管理力に関しては、社員一人一人に育てていくべきものになっていきます。

目標を立案した際は、やる気になって達成してやろう!という情熱を持っていても、それを維持するのは簡単ではありません。時が経ってくれば、その情熱が少しずつ薄れていくからです。

オリンピックのメダリストなどを見ればよく分かりますが、彼らのように目標管理ができた人達は、達成まで何度もあった挫折しそうになったピンチの際も、決してモチベーションを下げることなく、目標達成への情熱を燃やし続けることができています。
私達ビジネスの世界でも同じです。自律的な目標管理を行おうとすれば、目標への情熱が絶えないように燃やし続ける力がメンバー各人に必要になってくるのです。


3. 自制心管理力


目標達成への情熱を維持できても、実際にそれに向けて行動し続けるのは簡単ではありません。
ダイエットを想像して頂くと分かりやすいのですが、ダイエットするぞ!と多くの人が情熱を持って取り組むのですが、2〜3ヶ月経てばそのうちのほとんど多くの人が挫折してしまう。
長期間になればなるほど、怠けゴコロも湧くし、誘惑もあるからです
そのようなものに打ち勝ちながら、やるべきことをやり続ける自制心が必要になっていきます。

自制心がないとすぐに「明日に延ばそう」「今日は○○があったから仕方ない」等の言い訳ばかりで、目標管理どころではなくなってしまうからです。
自律的な目標管理を行おうとすれば、自制心を育てることも必要でしょうし、自制心がないのであればそれを補う為の工夫をする習慣がメンバーには求められます。



ドラッカーの主張する「自己管理による目標管理」という哲学を導入して、目標管理を正しく運用していこうとすれば、これら3つの障害は乗り越える必要があります。
大企業さんであれば、これら3つを備えている人材が揃っているところも多いのかもしれませんが、中小企業ではなかなか最初からこの3つが揃っている人材がいないのも現実です。

弊社では、2の目標達成への情熱(やる気)と自制心管理力の2つを育成するプログラムとしてGDP研修(やり抜く力開発プログラム)をご用意しています。
皆様の会社の目標管理力UPにお役立ち頂けると確信しています。

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