「部下のやる気を引き出す」について考える
今、多くのリーダーが
部下のやる気を引き出す事で頭を痛めている
企業にとって「部下のやる気を引き出すことができるリーダーの育成」は最重要テーマです。
それなりの企業になると、社長が直接、社員をモチベートする機会はそう持てません。
現場を預かっているリーダー達が、社長に代わって、いかに部下の「やる気」を喚起できるかが、カギになるのです。
モチベーションマネジメント研修は、
1.
部下の育成で悩まれているリーダー
2. もっと部下のやる気を引き出したいと、日々努力されているリーダー
を対象にした
「部下のやる気を育てるスキル」をマスターして頂く為の研修会です。
これまでの「部下のやる気アップ研修」「リーダーシップ研修」はもう古い
そもそも、なぜ、多くの人がこれまでのリーダーシップ研修を受けても、うまく部下のやる気を引き出すことができなかったのか?
今、これらの研修会は日本全国で数多く開催されており、
・リーダーシップとは
・コミニケーションスキル
・正しい仕事の与え方
・褒め方
・叱り方
などを教えることが基本になっています。
確かに、これらは基本です。
しかし、今の時代、たったこれだけ程度の「ワザ」しか知らなくて、部下をやる気にできるでしょうか?
たったこれだけのワザしか知らないで、部下のやる気を引き出すことができるリーダーは、子供の頃からリーダーだったような、天賦の才を持った人材くらいでしょう。
・どこにでもいるような、
・学生の頃から、目立たずリーダーシップを発揮したことがない
・周囲をやる気にさせていくような経験がない
といった
普通のリーダーにたったこれだけ位のワザしか教えずに、リーダーとしての仕事をさせても、「部下のやる気」など引き出す事はできません。
部下は変わった。新しい時代に対してリーダーも変わるべき!
今まではこれら程度を研修で教えることだけで、何とかなっていたのかもしれません。
社員の側が「セルフモチベーション力」(自分で自分のやる気を奮いたたせる力)が高かったからです。
しかし、今、この程度のワザだけでは、社員をやる気にさせる事ができない時代になりました。
社員(部下)の側が変わってしまったのです。それを裏付けるデータがあります。
2008年度の厚生労働省の労働白書によると、仕事にやりがいを感じている人は、
働く人のたった16,8%しかいないというデータです。(従来のリーダー研修がうまく機能していない事を証明するデータでもあります。)
6人中5人が仕事にやりがいを感じずに仕事をしている!その数は、年々、増加しています。この数字だけを見ても、社員をやる気にさせる事が難しくなっている事が分かると思います。
労働の多様化、転職社会、食っていくだけなら苦労しない社会構造。様々な要因が重なり、
- ちょっと厳しくすると、すぐに拗ねて、言うことを聞かなくなる
- 目標を作っても、絶対達成しようという意欲がない
- 七五三と言われるように、すぐに辞めていく
- 安定志向ばかり強く、夢を語っても、響いてくれない
- お金でやる気にさせようとしても、お金には興味がないと言う
こんな社員が増えているのです。
そして、各人が会社に求めているモノも異なっています。
こうなると「従来のような研修会」で覚えた、単純で、画一的な、モチベーション方法しか知らないリーダーでは通用しません。異なる個性を持った、扱いにくい社員達のやる気を引き出すには、明らかにスキル不足なことは明らかです。
リーダーには、プロとしてのモチベート力が求められる
今、必要になるのは、
「モチベーションに関する心理学、脳科学の基礎理論」をしっかり理解し
その体系に沿って、「部下のやる気を引き出す」スキルの引き出しを、たくさん持つている
そんな
プロのモチベーションスキルを保有しているリーダーが必要になるのです。
自信喪失気味の部下。反発をしている部下。金に興味のない部下・・。
私達のもとには、様々な個性の部下が働いています。
そんな各人の個性や、現在抱えている問題をしっかり理解し、保有している沢山の「やる気を引き出すスキル」の中から、ベストなスキルを使い分けていく。そんなリーダーが必要になるのです。
「ちょっとしたコミニケーションスキル」、「アメやムチの使い方」「上手な褒め方、叱り方」程度の、画一的で、単純なモチベーションスキルしか持っていないリーダーでは、複雑になった部下のやる気を引き出す事などできないのです。
これからの「部下のやる気を引き出す研修」は、
モチベーションの原理原則を教えた上で、たくさんの「やる気を引き出すスキル」」を教えていくプログラムが必要になるのです。
それにより初めて、
プロのモチベーションスキルを持ったリーダーが育っていくのです。
リーダーのモチベーション力は、
「部下をやる気にさせるスキル」の引き出しの数!なのです。

「やる気を引き出すスキル」 とは技術なのか?
平凡な人間でも、カリスマリーダーになれる!そんな技術ってあるのか?
「どんな部下が入ってきても、彼の下で働くとやる気になるんだよな!」というカリスマリーダーが稀にいます。
よく、そんなカリスマリーダーを見て、
「あんなリーダーシップやモチベーション能力などは、生まれながらの才能ではないのか?」
「あんな技術は、学んで身に付くものなのか?」と素朴な疑問を持たれる方もいます。
そのようなリーダーには2パターン存在します。
一つは、「先天的に周りをやる気にさせる能力」がある人。子供の頃からリーダーシップがあり、ガキ大将だったような人です。あいつの周りにいると、みんながついて来たくなるというような人です。
もう一つは、後天的に「部下をやる気にさせることができる能力」を身につけた人。
リーダーシップやモチベーション能力は、一見、先天的なものに見えますが、学習によって修得可能な能力なのです。
なぜ、「部下のやる気を育てるリーダー」が日本には少ないのか?
多くのリーダーが「部下のやる気を引き出すことができないで暗い顔」をしているのは、
「部下のやる気の育てるスキルを学ぶ機会」がなかったからなのです。
皆さんどうでしょう。子供の頃から、「やる気をどう引き出すか?」なんて、大学でも、ましてや小学校でも教えて貰ったことはないでしょう?
会社に入っても、皆さんの出会った上司が師匠のようなもので、体系的に教わった経験など無いはずです。
我流で「部下のやる気を育てよう」としても限界があるのは当然です。
英語をマスターしようと思えば、英会話学校で学ぶでしょうし、PCを学ぼうとすれば、PCの達人に教えを請うか、パソコンスクールに行くでしょう。
「部下のやる気を育てる力」を身につけることができていないのは、学ぶ場に出会っていないからだけ!
決して、リーダー達の能力がないワケではないのです。
「部下のやる気を育てる技術」を覚えれば、カリスマリーダーになれる!
今、心理学や脳科学が進み、「人をやる気にさせる」「人が反発する」仕組みも科学的に少しずつ、分かってきました。
弊社では『部下の「やる気」を育てる!』(ディスカバートゥエンティワン)でまとめた手法をベースに「モチベーションマネジメント研修」を開発しました。
(
モチベーションマネジメント研修の詳細はコチラで)
難しそうに感じられる方もいると思いますが、皆さんに学んで頂くのは、たった2つのモチベーション技術についてです。
一つが、PUSH型モチベーションです。部下を上司や会社の権力を使って「やらなければならない!」という気持ちにさせるモチベーション技術です。これは即効性や、強烈なインパクトを与える事ができますが、やる気の持続性が低いという特色があります。劇薬でもあるので、使い方に注意が必要です。
2つめが、PULL型モチベーション。部下は元々、怠け者というワケではありません。「働きたい。誰かに喜ばれたい」という気持ちがあるものです。そのような部下の「やりたい」という気持ちを呼び起こすモチベーション技術です。これは、持続性がありますが、ジンワリ効いてくるので、即効性やインパクトが低い。漢方薬や栄養補助食品のようなものです。
リーダーは、正攻法であるPULL型と、奇策であるPUSH型をを上手に使い分けていく能力が必要になるのです。
モチベーションマネジメント研修では、特に日常で役立つ、PULL型モチベーション技術を集中して学んで頂きます。
(モチベーションマネジメント研修の詳細はコチラ)
